2011-02-01から1ヶ月間の記事一覧

『江と戦国と大河』

小島毅著『江と戦国と大河―日本史を「外」から問い直す』は、著者も書いている通り大河ドラマ便乗本の一冊です。 「オススメの本」のカテゴリに入れるとちょっと問題があるので、「テレビ」のカテゴリにします。 要約しますと、最近の大河ドラマへの苦言の本…

ヒアアフター

クリントイーストウッド監督の『ヒアアフター』を観てきました。 この単語の意味も知らなかったのですが、死者と語り合える青年と臨死体験した女性と家族を失った少年の話ということをCMで観て行きました。 クリントイーストウッド監督の映画は他に前に取…

『白夜行』

我が町の映画館では最終週になってしまったので、ようやく『白夜行』観てきました。 ご存知、東野圭吾の最高峰と言われる原作を映画化したものです。 …読んだことないけど。 物語は昭和の時代、ある殺人事件をきっかけに少女と少年は運命を一転させます。 け…

太平洋の奇跡ーフォックスと呼ばれた男②

この映画の大きな特徴はサイパン島の激戦が日米両軍の視点で描かれたことです。 もともとの原作が元アメリカ兵の書いた『OBA,the LAST SAMURAI』などであるように、日本で忘れられていた大場大尉を甦らせたのは敵であったアメリカ人だったのです。 アメ…

太平洋の奇跡ーフォックスと呼ばれた男①

ジョーの前に『太平洋の奇跡』を観てきました。 私は竹野内豊という俳優はワリと好きで、TVドラマ『人間の証明』で見せた語らない表情の演技にハマリ、毎週泣きながら観ていたのに、評価がイマイチで気の毒に思ったものでした。 それからも私的に代表作が…

あしたのジョー

今週は映画週間(私だけですが)ということで『あしたのジョー』を観てきました。 この企画の第一報を聞いたとき、正直「やっちゃったな~」と、思ったんですが、映画館で予告編を観て、伊勢谷さん(ここは「さん」付け)のあまりのカッコ良さに、封切が待ち遠し…

ロナウド引退

元ブラジル代表のロナウドが現役を引退しました。 私とロナウドとの出会いは(笑)、マイアミでした。 1996年のアトランタオリンピック。 その前回のワールドカップアメリカ大会で優勝したブラジル代表を凌ぐと言われたドリームチームででした。 通称「マ…

「光秀の天下」

今週の大河ドラマ『江』は「光秀の天下」でした。 先週の本能寺の変で織田信長を討った明智光秀の挫折の物語でした。 切なかったですね~、光秀。 いっぱい書状が残っていますが、誰も光秀の誘いの乗らなかったという…。 つくづく、信長の首級を取れなかった…

本能寺!

今週の大河ドラマ『江』は前半の目玉「本能寺の変」でした。 (本当のヤマ場は「北の庄城落城」だと思うけど…) お市と三姉妹が大樹としてきた信長の死によって、彼女らの運命は大きく動き出します。 それまで、姉妹の養育の為か再婚を断わってきたお市の方が…

ベガルタ仙台・・・などなど

Jリーグの前期の日程がいつの間にか発表され(笑・見出しは見てました…)、いよいよ各チーム本格キャンプです。 今年のJ1は個人的に甲府と仙台に注目です。 甲府には、マイクはもちろんのこと、今年から伊東輝悦選手や市川大祐選手の加入もあり、結構戦力充…

『紫マンダラ―源氏物語の構図』

しつこく、故河合隼雄氏の本です。 図書館の本を「源氏物語」で検索するとウチの図書館の場合、750冊くらい出てくるんですが、これはタイトルからは借りない本ですね~。 しかし、この一連の河合隼雄ブーム(笑)の中で、この本の切り口を知ってから借りたんで…