2008-11-01から1ヶ月間の記事一覧

風邪をひきました

前回、現世一の主張のように執念を込めてうったのが災いしたのか、ついに風邪をひいてしまいました。 今日は家に注文したパソコンが届いたというのに、開けることも出来ない…。 一昨日から、何だか体中の筋肉が痛くておかしいな…と思っていたんですよ。 さて…

200記念…まだだけど。

ブログを始めてひと月になろうとしています。 お蔭様で200人近くの皆様にお越し戴き、深く感謝しております。 今回、ご紹介いたしますのは、…いや、紹介なんておこがましいのですが。 永い歴史を誇る少女漫画『パタリロ』について、今回は語らせていただきま…

またサッカー

先週末の試合で我が鳥栖は昇格争いから見事に退いてしまいました。 マリノスも勝ったし、鳥栖VSマリ3連戦てことにならなくてよかったです。 天皇杯に照準を置いていたらカッコイイんだけどね。 あとひとつ勝ってさえくれたら、鳥栖には大金の賞金が貰えて…

恋歌 その2

前回、紹介した『女たちの恋歌』で、特に興味をひかれるのは飛鳥~平城にかけての万葉の歌人たちでしょう。 きら星のような歌人たちの中で、特に心惹かれるのが、但馬皇女です。 「人言を繁み言痛み己が世にいまだ渡らぬ朝川渡る」 許されぬ恋の中、中傷に耐…

恋歌

今日紹介するのは、吉原幸子著『女たちの恋歌』です。 弟橘比売から岡本かの子までの恋に生きた日本女性の情熱を歌(和歌)から紹介したものです。 この本の特徴はなんと言っても、歌の意味が詩人である作者によって詩になっていることです。 普通の和歌の本…

『不滅の女たち』マルゴ王妃からコレットまで

『不滅の女たち』は中学生の時に教室の図書として置いてありました。 その頃の私はまだ女性史に興味もなく、美しい装丁に惹かれて手に取ったのでした。 秦早穂子著のこの本は副題通り、「マルゴ王妃からコレット」までの世界史を彩った女たちの 生涯が美しい…

サッカー天皇杯

『ひとりごと』と銘うっているので関係のない話で失礼します。 昨日の天皇杯でサガン鳥栖が神戸に快勝しました。 「1―0で勝つ」ようなことを言っておきながら、開始早々得点し、あれよあれよと大量得点!! J2のチームなら得失点とかあるのでそんなバカな…

今回は小説です。

本日、紹介するのは司馬遼太郎著『王城の護衛者』です。 王城とはここでは京都御所でしょうか。 広く京の街全体の意味を兼ねると思われます。 幕末、尊皇攘夷の嵐が吹き荒れていた京都で、秩序のために闘った青年藩主と、 彼に忠義を尽くした会津藩士がこの…

古代史について

私は、疲れているときや何も考えたくないときは日本の古代史の本を読むようにしています。 目新しい説があったりして程々に面白いですし、作者の持論がこれでもか!と延々と述べられていて 頭を使う必要がないからです。 同じことが繰り返し繰り返し書いてあ…

映像化される『源氏物語』

昨日の『あさきゆめみし』のアニメがなくなった話を聞いて、姉からメールが入りました。 ------- 「監督の独自の解釈で」って、夕顔が何もしないで六条が鬼婆で、葵が我が儘で、明石がムチムチで、藤壷を脱がせる以外に何をしてくれるというのだろう? -----…

100人突破 ありがとうございます!!

こんなところに、100人も来て頂けたなんてありがたくてありがたくて…。 そのうち絵も描きます。小説もアップします。 先日、掃除していましたら、昔書こうと思っていた時代小説の原案表が出てきまして、 それを読んだら、すご~く読みたくなったけど、書いて…

中国つながりで…

今日、紹介するのは、『100 Celebrated Chinese Women』という本です。 タイトル通り、中国の100人の女性の本で、LU YANGUANG の美しいイラストとともに 「女媧」から「秋瑾」まで紹介されています。 これは、12年前にマレーシアに行ったときに、大きい本屋…

『レッドクリフ』観てきました

久々座席指定じゃない映画館だったので不安でしたが、隣に座ったカップルのことも気にならないくらい面白かったです。 いやー、外国のスゴイ監督は原作を改悪することなく映像に出来るもんなんだな~… 『三国志』がマイブームだったことはない私にも分かり易…

ハプスブルク家

今日紹介するのは、光文社新書から出ている『ハプスブルク家12の物語』(中野京子著)です。 わりあい最近に出たので、本屋にてエリザベートの表紙を目にすることもあるはず…。 この本は名画を基に12人の…いえ、ハプスブルク家が生きた12の時代について書い…

タイトルのお話

ブログを立ち上げるにあたって、悩んだのはタイトルです。 何を書こうか決められなくて、でも、まあ頼まれもしないのに行きたおしている美術館関係がいいな と大体決めて、どうせなら源氏物語にまつわるタイトルがいいな、と思っても そらで和歌がすらすら出…

オススメの本です

まあ、オススメと言うか何と言うか…。 今年は源氏物語千年紀ということで、本屋には関連の本がわりと並んでいます。 その中で一番に目を引くのは、何と言っても角田文衞著の『紫式部伝』でしょう!! 8800円という値段も頷けるこの重厚感!! しかし内容はと言う…

六条の御息所といえば…

昨日、一昨日と旅行の為にサボッてしまったので、もうひとつ。 六条の御息所といえば、結構人気のあるキャラクターです。 私も思いつめるタイプの貴婦人が、胸のわだかまりも口に出来ずに生霊(その後は死霊にも) なってしまう姿は哀れで美しく思ったものです…

『源氏物語の1000年展』の続きです。

そういえば、今回上村松園の『焔』の下書きがありました。 私はこの完成品を20年程前にBunkamuraであった『源氏物語と紫式部展』で見たのですが、 その美しさと大きさに圧倒されました。 なにせ、一緒に公開していた近世の最高傑作である 『源氏物語手鑑』に…