大河ドラマ『江』 第29話「最悪の夫」

いよいよ江の最後の夫・徳川秀忠との結婚です。

お市の方も多分、信長の生前に再婚話はあったハズです。
それを頑なに拒んで、三人娘を育てたのでしょうから、江も完を育てひっそりと生きる心積もりだったのではないでしょうか。

しかし、庇護してくれた夫の兄を喪い、拾の叔母としての利用価値もある江はついに豊臣家の最後の切り札として、家康の後継者・秀忠に嫁ぎます。

17歳の新郎に対し、23歳の三度目の結婚の嫁。
しかし、天下人・秀吉の妻である淀殿の妹で、(肖像画を見る限り)母親譲りの美貌の江は、それだけで夫より立場が上だったハズです。


今回のドラマは娘の完を置いて行く決心をさせる茶々の話でしたね。
秀勝の忘れ形見である完ですが、茶々と秀吉にとっても数少ない身内です。
茶々の養女として育った完は、やがて九条家に嫁ぎ、やがて天皇家に嫁ぐ一番下の妹とも交流があったんじゃないかと思います。

母親としての茶々は、国立博物館に現在展示してある千姫の書があるのですけど、すごく優雅で美しい筆跡で、千姫も7歳のときから預かって面倒みているワケですし、息子の秀頼も字が上手いので、きっと完も教養豊かな貴婦人に育ったことだろうと思います。

短い期間でも姉妹一緒にいたんじゃないかなあ?
だから、茶々が千を虐めた…なんてことはあり得ないですねえ。
可愛い姪ですからね。


そうそう、秀忠役の向井理ですが、「ゲゲゲの女房」のヒットでの抜擢ではなくて、連ドラの記者会見を見たデレクターがその場で決めたそうです。
そうじゃなきゃ、こんな長丁場、スケジュールなんて抑えられなかったでしょうね~。