FWのはなし

マルキーニョスの鹿島残留がほぼ確定したようです。

今年は得点王ということもあり、評価が高くてよかったです。

う~ん…ヴェルディに来たときはいくつだったのかなあ?
日本に来た当時からすごく愛想のいいコで、その向こうに座っている選手に手を振ってる私に
バスからいつもニコニコと手を振ってくれたものです。

彼の特長はチームメイトをよく見ていることです。
どこのチームにいるときでも相方の評価がやたら高くなったことからも分かるように、
ツートップのもうひとりの動きを本当によく見ていて、活かします。

例えば、マリノスにおいて久保竜彦が覚醒したことも、マルキーニョスの役割が大きかったのです。
翌年、欲張って一人でやるタイプの安貞桓に代えた途端、久保がイマイチになったのは当然の結果です。

鹿島では、田代、興梠と立て続けに代表に召集されたのも偶然ではありません。

そんな日本人にとってサイコーのパートナーであるはずの彼が何かと評価が低く、
色々なチームを渡り歩くはめになったのは、ひとつは怪我の多いことにあります。
しかし、もうひとつは自分で点数を取るFWの方がエライという誤った認識によります。

ただのファンならそれくらいの心眼でも構わないでしょう。
しかし、FWの代わりはFWならいいってことはないですから!!

サッカーのフォーメーションはジグソーパズルに似ています。
同じ右下(右サイド)に見えても、微妙に形が違っていて、
そのピースに替われるピースはそれ自体以外にはないのです。

だから、右サイドがいなくなったからと言って、
右でサイドの奴連れてくれば埋まるってもんじゃないんです。

そのしょうもないフロントの思い込みで、パートナーを替えておいて、
選手が調子崩したら、そこも替えるってオカシイですから!!

…ちょっと感情的になってしまいました。
とにかく、マルキーニョスは得点王だからスゴイ選手ではないということを覚えていて下さい。


今日の試合は、まあ…ヤットのPK見れたからいっか。

あまりにも、記事が多くなってきたんで、「サッカー」分けました。