あけましておめでとうございます!!

今年もよろしくお願いします。

30日、31日にあったTBSの『源氏物語』面白かったですね~。

久々見たら失念してたこと結構ありました。
紫式部出てたんですね~…。
別にあの場面いらなかった気がするんだけど…。

でも、大人になって気づいたことは、片岡仁左衛門さんが上手でしたね。
光源氏絶頂の驕りといったものが、実によく、それも嫌味にならないように表現されていて、
その演技あっての女たちの不幸が合わせ鏡のように象られていくという…。

あとは、女君の母親役で若尾文子さん、香川京子さんといった大女優を使っていて、
とてもお美しかったですね。
二人とも、高貴な生まれの女性の役でしたが、気高い様子がよかったです。

そして、女房役にもスゴイ女優さんが配役されていて、これが物語をシメていました。
実際、『源氏物語』はこの女房たちが進行役ですから、彼女たちに個性を持たせて、
美しい女君の気持ちを代弁させるというのがすごく上手くいっていたと思います。

だからこそ、女性の悲しみをよく表現した秀作になったんでしょう。

いやあ…、本当に紫の上は大原麗子以外考えられない!!